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今回フレームの幅を12mmから19mmに拡大したため、蒸しの状態の判断が結構難しい感じです。使用したタモ材は急いでホームセンターで購入したため、綺麗にプレーナー加工してあり都合がよいのですが、完全な人工乾燥材のようで、1インチ厚1時間蒸しの経験則が通用しない感じです。とにかく、今回の蒸し曲げで3本折れる失敗が発生しました。反省は、蒸し材に下穴を開けてはいけない、さもないとそこから折れます。きついカーブ部分はモールドを曲げ型として利用することでした。一番困難な場所は、トランサム近傍のフレームです。ここは、一般的にカントフレームといわれるところで、後ろに傾斜して取り付ける部分でビルジ部分のきついカーブと捩れがあり、ここで蒸し曲げ材を2本折りました。結局フルフレームはやめ、積層で分割フレームにすることにしました。今回、予備を入れて9本のフレームを蒸すのにカセットボンベ8本を使用しました。蒸し曲げ自体は教科書通りそんなに難しい事は無いようですが、蒸し器の温度、蒸気の量や人工乾燥材の対策等が大変な感じです。
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連休3日目は、トランサム近傍の分割フレームを積層するためご覧のように、段ボウール紙を使用してフレーム外形をスパイリングしました。この外形を使用して分割フレームを積層しました。(4mm厚x20mm幅x1.1m長)を4層です。
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ようやく分割フレームの取り付けを終えました。この取り付け箇所は、ご覧のようにトランサムの直ぐ前で、ビルジのカーブが急なのとトランサムニーの出っ張りが障害となり、見た目よりも取り付けに大変手がかかりました。
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ガンネルの材料作りも終えているので取り付け工程に入りましたが、アウトウエルのステム部先端加工と同箇所の保持方法がなかなか決まらず半日も試行錯誤の繰り返しとなり、何とか写真の保持冶具を作り解決しました。この後、ガンネンル材のビード(丸面)加工をして接着ネジ留めします。
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