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アウトウエルはプランクを挟みインネルからネジ留めするため、先ずインネルにフレームとプランクを貫通させる下穴を、フレーム毎に角度を出しながらボール盤で正確に開けます。これは大変手間が掛かりますが根気良くやりました。アウトウエルは昨日の角材からご覧のように丸面をルータで加工しました。上になる方が1/2"(12.7mm)半径で下側が 1/4"(6.4mm)半径です。アウトウエルの取り付けは、来週に持ち越しとなりました。 |
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アウトウエルとその下のラビングストレークの取付けを11月15日、16日の土・日2日掛かりでやることになってしまいました。アウトウエルの取り付けは、インネルを内側から取り付けるネジで供締めするため、アウトウエルの位置出しやエポキシ接着剤の塗布順序を上手く考えなかったので大変な骨折作業となりました。翌日アウトウエルのクランプを外し、フレームの出っ張りを切り落とし、インネルとアウトウエルの面出しですが、フレームの切断面が硬いのでヤスリで行いましたが、これも硬くて大変時間のかかるものです。ベルトサンダーがあると、効率的だなーと思いました。ラビングストレーク寸法は、図面で12mm幅x12mm厚の断面が第2のオプションとしてあったのですが、ラップ面の幅が19mmと広くネジ穴や銅釘穴を防ぐには、15mm
幅が必要となり15mm幅x12mm厚を使用したので少し大きく見えます。 2本とも大きな丸みを持たせているので、なかなか手触りが良くいい感じです。
フレームの出っ張りをガンネルに合わせて切り落とした艇の内側をみて、ようやくここまで来たなあと言う感じです。この後ライザー、ダガーボードケース、スウォートの取り付け作業が待っています。 |
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以前からラダーの金物(gadgeon and pintle)は、ネーバル黄銅(naval
brass)で作りたかったので入手先を探していましたが、ようやく東京下町の金属材料会社(西田金属 http://www.nishida-kinzoku.co.jp/)が切売販売しているのを見つけ注文しました。対応はとても良く注文翌日に届きました。ガジョンとピントルは15mm厚x25mm幅x80mm長に切ったネーバル黄銅のブロック材より、バンドソーで切出します、加工のR部はドリル穴の一部を使いバンドソーで真っ直ぐ切り進みます。その他の大R部はバンドソーとヤスリで削りだします。今回は、応援者(電子機器の製造分野で50年間の生産技術をもつマイスター)に製作をお願いしました。ピントルのストラップ部やガジョンの突起部をバンドソーで大変綺麗かつ精密に切出し加工されています。 |
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