28.オール製作工程

 ご覧の写真は、オールに使用する材木です。やはりこの材木もノーブルファー 材(230o幅x55o厚x4m長)から45o角x2100o長の角材を3本切出し、うち一本を500o長に 4本切出しシャフト部の両側に接ぎ合わせブレードを作ります。オールの使用は 7フィート(2.1m)長、柄の最大径45o、ブレードは500o長x135o幅のスプーンです。



この写真は、スプーンの湾曲切出しを終えたブレードを接ぎ合わせた状態にして、 ブレードの幅方向の墨付けし、バンドソーで切出しているところです。



オールシャフトのブレード部は幅が45o径から25o幅x45o厚の楕円にくびらせます。 写真は正にそのくびれ部分をバンドソーで切出しているところです。。



やっと1本のオールの概略加工を終えたところです。



 2本のオールを小型であまり状態が良くないバンドソーで切出すのは 大変効率が悪く2日かかりました。



写真は、オールの握り部分を撮ったものです。握りはくびらせないで45o径から ご覧のように38o径にテーパーをつけます。。




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Yasushi Nakagawa