50. 塗装完了でAcorn Dinghy本体製作工程は完了

2010年1月10日、塗装完了後にペインターリングを取り付けて、再度ターンオーバーし Acorn Dinghyの本体製作工程も、これで完了しました。しかし、塗装の一部とその他の手直 部分も若干ありますので、後1月くらいは手がかかります。 思い返しますと、2007年3月中旬にスタートしたこのプロジェクトは、約3年掛かりましたが あっという間に、時間が過ぎた感じです。色々と助言ならびに協力を頂いた皆様に感謝します。





 後ろ側面より見た写真です。トランサムの外板断面は白色塗装で仕上げた ので、トランサム本体のバーニッシュ塗膜との境界面にかなり段差が出来てしまい、 今後手直しとして同境界面の均しサンディングを考えています。



 ステム先端部は、もともとヴァーニッシュしていましたが、ステム全体を 白に統一するため、先端部分のバーニッシュ仕上げの上に白色ペイントを塗りました。 ここも境界面処理が必要な感じです。





 ご覧のアップ部分がバーニッシュ塗装の上に白色ペイント塗装したところです。 乾燥後に、マスクテープを剥がしましたが、コーナー個所等の際の補修仕上げが必要です。





 ラダー取り付け金具であるガジョンの上下取付位置(板の反りによる角度)を以前補正 しておいたので、ラダーのはめ込みは、いたってスムーズで軽く、角度一杯回転する ことが出来ました。また、ラダー自体のティークはティークオイルを3回程塗布し耐水ペーパ で油砥ぎしているので、見違えるようにすべすべになりました。



 ラダーはご覧のように、扇形の真鍮製回転プレートが付いていて、ラダーブレードを 持ち上げるようになっています。写真では、見えませんがラダーブレードと同ヘッド部の 中に全長250o程度のバンジーコードを仕込んでおり、セイリング中にブレードが障害物等に 当りブレードが持ち上がっても同バンジーコードで引き下げる仕掛けになっています。 勿論、扇形の真鍮製回転プレートも自重があるので、引き下げの回転モーメントは、幾らか 期待できます。






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Yasushi Nakagawa