44. オール作成工程(その3)

以前、オールシャフトの外形を8角形にしておいた部分を、南京鉋で更に16角形にし て丸面に近づけていきます。この後は、スパーの丸面出し作業と同様に、ベルトサンド ペーパーで丸面にします。


緑色テープの手前部分は、グリップ部の直ぐ先でオールのカウンターバランス部分になるので ここは8角形に留めておきます。


ようやく、サンディングが終わりオール2本の完成です。仕様は、長さ2.1m、 ブレード:125o幅x500o長、シャフト:先端部45o高x25o幅の楕円、手元45o径です。






オールのブレード部です。形状はスプーンで、背面にテーパー付けいています。





ご覧の写真は、グリップ部から見たオール全形です。グリップ部の次が 450o長の8角形カウンターバランス部、300o長の45o径オールロック部、その先が テーパー部でブレードと続きます。オールロック部には300o幅で3o厚皮のシェフガード を巻きつけます。




グリップ部は、ご覧通り先端が34o径で、そこから150o戻ったシャフト 径45oにかけたテーパーにしています。少し変わった単純な形ですが手に馴染みそうです。






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Yasushi Nakagawa