48. スパー、オールのヴァーニッシング完了

オールは、全長2100o強あり、写真に上手く収めるのが難しい被写体で、何時も 撮影に苦労しています。この写真は、5回目のヴァーニッシングを終えこれで塗装完了 とします。進水式までに時間が出来たところで後数回は増し塗りしたいと考えています。





 これは、オールのスプーンブレード部のアップ写真です。オール軸部 は、丸棒に近いのでブレードの裏表に合わせてヴァーニッシィんグすると、 いくら刷毛で満遍なくヴァーニッシュを伸ばしても垂れが下側に回り込みます。 今回もかなり発生してしまい苦労しています。









__________   スパーのヴァーニッシング完了  __________



 この写真は、ブーム用スパーをヴァーニッシングするために、同スパーの 両端にある穴に銅線を通し、これを鋸馬に引っ掛けた状態のものです。 こちらも、オール同様に丸棒の塗装ですので、この針金の穴を回転軸として上下2回塗り となるため、やはり、垂れが発生しやすいです。次回は、両端面に長ビスを仮留めして、 それをベアリング軸受けに通し、モータドライブで常時回転させる仕掛けを作ろうかと思います。





 この写真もやはりブーム用スパーです。中央に取り付けてあるのが マストに当たる部分です。窪みの両端に小さな穴が見えますが、これらは、パレルと言う マストとブームを固定する紐を取り付けるためのものです。このパレルには、木製の玉を 5個ほど数珠のように通し、ブームがマストに対しスムーズに上下出来るようにします。





 手前がブーム、奥がマストのマストステップに突き刺す部分が見えます。 マストの木材も、他のスパー同様にシベリア赤松を使用していますが、もともと赤色が 濃く手前のブームの白っぽい物とはえらく違います。






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Yasushi Nakagawa