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いよいよ外板のラップ部にコーキングを施すため、同ラップ接合点に2.5mm幅x2.5o
深の溝を掘ることになりますが、このような処を均一に掘るためには、ご覧のような
溝きり鉋が必要になりました。そこで、応援者のマイスターに製作してもらいました。
切刃は、SK鋼を金鋸で溝幅に切出しグランダーで成形しトーチで加熱し水に焼きいれしました。
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この写真は、同溝きり鉋の底面から見たところです。少し切り屑が
詰まっています。一度に深く掘らないで少しずつ削れば綺麗な鉋くずが出ます。
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ラップ面の溝きりはシェアーストレークを除き片面7本、全体で14本を
マイスターに大方を削ってもらいました。(この時期は、家具製作に忙殺されて
いたので)
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ラップ部のコーキング溝に沿ってマスキングテープを綺麗に貼り付け
ご覧のコーキング材(Sikaflex SF-291)をコーキングガンを使用して塗布して
いきます。このコーキング材は柔らかくセット時間が短いので1溝塗布したら
直ちに塗り始め地点より、マスキングテープを剥がします。さもないとコーキング
材がマスキングテープにこびり付き失敗します。(実は最初の1溝はNOKでした)
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マイスターの感と経験を駆使した塗布工程も無事終了し綺麗なコーキングが
出来ました。有難う御座いました。 因みにこの工程では、溝彫り、マスキング、塗布の3工程がありますが、今回は各工程とも
1日掛かり都合3日でした。
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