34.ヴァーニッシュ塗装工程(その2)

ヴァーニッシュ塗装に慣れるため、ハル本体以外の小物部分から塗装を始めて いましたが、スクーナーの塗装具合も大分掴めてきたので、いよいよハル本体の塗装に 入りました。 この写真は第1回目の塗装を終えたところです。トランサムのタモ板目材も ヴァーニッシュ塗装で木目が良く目立ってきました。ハル本体の塗装部分は、ご覧の トランサムの表裏とシェアーストレークの外側、そしてハル内側全体で、概算で5u 在ります。今回使用のスクーナーは1缶で750mmlの容量です。能書きには約10.2uが 塗れるとありましたが、この第1回目の塗装だけでスクーナーの缶は全てなくなりました。 初回の塗装は、当然専用シンナーを10%混ぜて薄め塗布しましたが、無垢材の 吸収がかなり激しいようです。この傾向は小物の塗装でもあったので当然の結果です。 二回目以降は木材の吸い込みが無いので、能書き通り1缶で2回塗れそうですが、 あと6回塗るためには、この750mml缶が3個必要になる計算です。 このほかスパーとオールの塗装を入れると全体で7缶は必要です。



この写真は、シェアーストレーク外側を塗装しているところです。 シェアーストレーク以外は白色塗装とするため、ご覧の養生カバーをしています。 第1回目の塗装ですが、少し重ね塗り状態に成り塗装面の照りが出ています。



ポート前方より見た写真です。ハル内側は塗装の吸い込みが激しくどの 部分も照りのあるところは在りません。2回目塗装以降の照りに期待しておりますが、 塗装間のサンディングが骨折りです。



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Yasushi Nakagawa