35.セイルキット縫製工程(その1)

セイルの費用を少しでも節約するのと、このエイコーンディンギーの 図面通りのセイルが入手したかったので、USのセイルキットのロフト(セイルライト社) よりセイルキット(4.5uのバランス・ラグセイルです)を購入しました。このセイルは、 ラフと平行にご覧の幅の狭いセイルクロスを6枚縫い合わせるタイプです。 この写真は、私の娘にセイルキットの縫製をお願いして、先ずリーフポイントのパッチ を縫い合わせているところです。娘は、セイルなどは縫製したことはもちろんあり ませんが、アパレル技術の勉強をしており道具と縫製技術があるので特別に頼み 込みました。



娘にとって、ダクロン・セイルクロスは始めての素材ですので、いろいろと ミシンの調子を取っていましたが、針がごく僅か曲がって糸が解れ途中で切れたりして 苦戦しておりました。結局、この日は3枚目を縫い合わせて中断し、購入先のセイル ライトにメールで問い合わせたら、即返事が来て3種類の問題対策のビデオ説明が ありました。大変親切なセイルロフトです。



このセイルキットは、ロフトで既に全てのパーツの寸法出しがCNC裁断機 でなされており、少し見難いですが、ご覧のように縫い合わせ目がセイルの端に CNCプロッターで正確に描かれています。この合わせ目とセイルの端面の間に6o幅の 両面テープ(キット付属品)を貼り仮留めしミシンで縫い合わせます。 後日、針とボビンケース等を交換し再度娘にかんばって貰います。



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Yasushi Nakagawa