41. オール作成工程(その2)

塗装工程の合間を縫ってオール作成を続けています。今日は、以前オールの外形 だけを切り出しておいた部材からシャフト部の8面出しをするため、ご覧の 大型ルータで45度の切込みをつけています。何時もであればルーターテーブルを 使用するのですが、オールブレードが先端にあるのでこのような作業になっています。



オールブレード部は板目になるよう木取しています。オール先端部は 堅木でチップをつけるよう本に指示があったのですが、気の利いた堅木が 無かったのでタモ材をつけました。



オールブレードの背面は、ご覧のようにセンター(赤い線)を峰にして両側に 傾斜を付けています。スプーンブレードの背面ですので鉋掛けは、平豆鉋、左・右 勝手の豆際鉋を駆使して、この傾斜面を平らに削りました。
この後の工程は、オールシャフト部の8角面から丸面だしをします。




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Yasushi Nakagawa